マクニカ富士が一時急伸、22年3月期業績予想の上方修正と期末配当予想の増額を好感

株式

2022/2/1 16:08

 マクニカ富士エレホールディングス<3132.T>が急伸し、138円高の2650円を付けた。1月31日引け後、22年3月期の連結業績予想の上方修正と、期末配当予想の増額を発表、好感された。

 22年3月期業績予想で、売上高を7200億円から7500億円(前期比35.4%増)に、営業利益を300億円から350億円(同86.5%増)に引き上げた。半導体および電子デバイスその他事業は、半導体不足などサプライチェーンの混乱はあるものの、半導体や生産ライン、5Gやデータセンター、自動車の電動化などさまざまな分野へ設備投資が見込まれ、産業機器、通信インフラ、車載市場など引き続き強い需要があることなどを織り込んだ。期末配当予想を、従来の40円から60円(前期実績25円)に増額し、中間期配当40円(同25円)と合わせた年間配当は100円(同50円)となる見込み。

 22年3月期第3四半期(21年4-12月)決算は、売上高が5571億4500万円(前年同期比40.4%増)、営業利益が253億7500万円(同2.1倍)だった。

 1日の終値は、前日比1円安の2511円。

提供:モーニングスター社

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