14日の東京株式市場見通し=反落後、落ち着きどころを探る動きか

国内市況

株式

2022/2/14 7:47

 予想レンジ:2万7000円-2万7400円(10日終値2万7696円08銭)

 14日の東京株式は反落後、落ち着きどころを探る動きとなりそう。日経平均株価は3日続伸していた反動や、連休中に米国株が大幅に続落したこともあり、売り先行スタートが見込まれる。ウクライナ情勢の先行き不透明感も重しで、リスク回避姿勢が強まる格好となり、下値模索の展開を強いられそうだ。決算発表も最終盤を迎えるなか、引き続き、個別株への物色が中心になるとみられる。為替相場は、ドル・円が1ドル=115円台の前半(前週10日は115円59-60銭)、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の半ば(同132円11-15銭)と円高方向に振れている。前週末11日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ソニーG<6758.T>、アドバンテス<6857.T>、ファナック<6954.T>などが、前週10日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比770円安の2万6930円だった。(高橋克己)

14日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・決算発表=キリンHD<2503.T>、サントリーBF<2587.T>、JT<2914.T>、電通グループ<4324.T>、日ペイントH<4612.T>、リクルートHD<6098.T>、日本郵政<6178.T>、SMC<6273.T>、クボタ<6326.T>、東芝<6502.T>、ゆうちょ銀行<7182.T>、SOMPOH<8630.T>、MS&AD<8725.T>、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>

【海外】(時間は日本時間)

・21:00 インド1月消費者物価

・決算発表=ミシュラン

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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