15日の東京株式市場見通し=軟調な展開が続きそう

国内市況

株式

2022/2/15 7:47

 予想レンジ:2万6800円-2万7200円(14日終値2万7079円59銭)

 15日の東京株式は、軟調な展開が続きそう。きのう14日に、3日ぶり大幅反落した反動から、買い戻しの動きも期待されるが、先行きが不透明なウクライナ情勢や米金融政策の行方への警戒感から、上値は重そうだ。積極的な売買は限られるとみられ、不安定な値動きとなる場面も想定され、引き続き、中小型株への物色が中心になるとみられる。為替相場は、ドル・円が1ドル=115円台の半ば(14日は115円40-42銭)、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の半ば(同130円83-87銭)と小動き。14日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、キリンHD<2503.T>、キーエンス<6861.T>、ローム<6963.T>などが、14日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比45円安の2万7055円だった。(高橋克己)

15日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 10-12月期GDP速報値

・11:00 12月産業機械受注

・5年国債入札

・決算発表=アサヒ<2502.T>、ブリヂス<5108.T>、ユニチャーム<8113.T>

【海外】(時間は日本時間)

・19:00 独2月ZEW景況感指数

・22:30 米2月NY連銀製造業景気指数、米1月生産者物価

・米上院銀行委員会はパウエルFRB議長などFRB首脳人事の承認に向けた採決実施の見通し

・決算発表=ロイヤリティ・ファーマ<RPRX>、ゾエティス<ZTS>、マリオット・インターナショナル<MAR>、IQVIA<IQV>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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