16日の東京株式市場見通し=反発後は堅調な展開か

国内市況

株式

2022/2/16 7:47

 予想レンジ:2万7000円-2万7600円(15日終値2万6865円19銭)

 16日の東京株式は反発後、堅調な展開か。きのう15日は、取引終了にかけて下げ渋る動きをみせていたことや、ウクライナ情勢への警戒感が後退し、現地15日の欧米株式が反発した動きなどから、買い先行スタートとなろう。ただ。連日で大幅続落していたこともあり、買い一巡後には、戻り待ちの売りに上値を抑えられる格好となる場面もありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=115円台の半ば(15日は115円34-35銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=131円台の前半(同130円48-52銭)と円安方向にある。15日のADR(米国預託証券)は円換算値で、アドバンテスト<6857.T>、任天堂<7974.T>、東エレク<8035.T>などが、15日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比605円高の2万7445円だった。(高橋克己)

16日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・13:30 12月第三次産業活動指数

・14:00 1月首都圏新規マンション発売、14日時点の石油製品価格

【海外】(時間は日本時間)

・10:30 中国1月生産者物価・消費者物価

・22:30 米1月小売売上高、米1月輸出入物価

・23:15 米1月鉱工業生産・設備稼働率

・米20年国債入札

・決算発表=(欧州)ユミコア(米国)アナログ・デバイセズ<ADI>、アプライド・マテリアルズ<AMAT>、エヌビディア<NVDA>、ショッピファイ<SHOP>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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