米国株式市場:ロシア制裁の強化による影響を警戒、NYダウ3日ぶり反落、ナスダック3日続伸

株式

2022/3/1 7:46

 2月28日の米国株式は、NYダウが前週末比166.15ドル安の3万3892.60ドルと3日ぶりに反落、ナスダック総合指数は同56.775ポイント高の1万3751.399ポイントと3日続伸して取引を終了した。出来高概算は、NY市場が16億5221万株、ナスダック市場が66億2671万株だった。

 欧米や日本が、ロシアの銀行をSWIFT(国際銀行間通信協会)から除外する方針を示した。制裁の強化による世界経済への影響を警戒し、NYダウは一時、590ドル近い下げをみせる場面もあった。その後は、押し目を拾う動きから下げ幅を縮小した。一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、テスラ<TSLA>やネットフィリックス<NFLX>、マイクロソフト<MSFT>などが高く、同指数の上昇を支えた。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所清算値比90円高の2万6650円だった。

提供:モーニングスター社

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