8日の東京株式市場見通し=続落後も弱い展開か

国内市況

株式

2022/3/8 7:47

 予想レンジ:2万4800円-2万5300円(7日終値2万5221円41銭)

 8日の東京株式は、続落後も弱い展開か。きのう7日の日経平均株価は大幅に続落したことや、現地7日の欧米株式が下落した動きから、売り先行スタートが見込まれる。手がかり材料難のなか、心理的なフシ目の2万5000円割れも警戒される。売り一巡後は、買い戻しや短期的なリバウンド狙いの買いに下げ渋る場面も予想されるが、時間外取引での株価指数先物や、原油を始めとする商品先物の動きに影響を受ける展開となりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=115円台の前半(7日は115円01-03銭)、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の前半(同125円02-06銭)と小動き。7日のADR(米国預託証券)は円換算値で、楽天グループ<4755.T>、アドバンテス<6857.T>、村田製<6981.T>などが、7日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比180円安の2万5030円だった。(高橋克己)

8日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:30 1月毎月勤労統計調査

・14:00 1月景気動向指数

・15:00 2月景気ウォッチャー調査

・5年国債入札

【海外】(時間は日本時間)

・22:30 米1月貿易収支

・24:00 米1月卸売売上高

・米3年国債入札

・決算発表=サルバトーレ・フェラガモ

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ