10日の東京株式市場見通し=反発後は堅調な展開か

国内市況

株式

2022/3/10 7:47

 予想レンジ:2万4900円-2万5500円(9日終値2万4717円53銭)

 10日の東京株式は反発後、堅調な展開か。日経平均株価は、きのうまで4日続落していた反動や、現地9日の欧米株式が上昇した流れなどから、買い先行スタートとなろう。買い戻しや短期的なリバウンド狙いの買いに支えられ、しっかりした動きが期待される。ただ、手がかり材料難のなか、戻り待ちの売りも控えているとみられることから、上値が重くなる場面もありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=115円台の後半(9日は115円88-89銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の前半(同126円50-54銭)と円安方向に振れている。9日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ZHD<4689.T>、ソニーG<6758.T>、デンソー<6902.T>などが、9日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比645円高の2万5395円だった。(高橋克己)

10日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 2月国内企業物価指数、週間の対外対内証券売買契約

・11:00 2月都心オフィス空室率

・20年国債入札

・エルニーニョ監視速報

・決算発表=積水ハウス<1928.T>

【海外】(時間は日本時間)

・22:30 米2月消費者物価、米週間の新規失業保険申請件数

・ECB定例理事会(ラガルド総裁会見)

・EU首脳会議(11日まで)

・米30年国債入札

・決算発表=(アジア)JDドットコム(米国)ドキュサイン<DOCU>、アルタ・ビューティ<ULTA>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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