15日の東京株式市場見通し=上値の重い展開か

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株式

2022/3/15 7:51

 予想レンジ:2万5000円-2万5500円(14日終値2万5307円85銭)

 15日の東京株式は、上値の重い展開か。きのう14日の日経平均株価は、ロシアとウクライナの停戦交渉の進展を期待し、買い先行でスタートしたものの、戻り待ちの売りで上げ幅を縮小して取引を終えた。上値の重さが意識されるなか、手がかり材料に欠けることもあり、弱含む場面も想定される。引き続き、停戦交渉の行方に対し神経質な動きとなりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=118円台の前半(14日は117円72-73銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の後半(同128円69-73銭)と円安方向に振れていることから、輸出関連銘柄の一角に物色の矛先が向かいそう。14日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、日産自<7201.T>、オリンパス<7733.T>、三菱UFJ<8306.T>などが、14日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比10円安の2万5040円だった。(高橋克己)

15日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・特になし

【海外】(時間は日本時間)

・11:00 中国2月工業生産、中国2月都市部固定資産投資、中国2月小売売上高

・19:00 独3月ZEW景況感指数

・21:30 米2月生産者物価、米3月NY連銀製造業景気指数

・FOMC(16日まで)

・決算発表=(アジア)チャイナエバーブライト(米国)SentinelOne<S>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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