16日の東京株式市場見通し=続伸後も堅調か

国内市況

株式

2022/3/16 7:47

 予想レンジ:2万5300円-2万5800円(15日終値2万5346円48銭)

 16日の東京株式は、続伸後も堅調か。きのう15日の日経平均株価は、小幅ながらも続伸し、しっかりした展開だったことや、現地15日の米国株式が上昇した流れを受け、買い先行スタートとなろう。為替相場は、ドル・円が1ドル=118円台の前半(15日は117円97-99銭)と円安方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の半ば(同129円82-86銭)と小動き。引き続き、対ドルでの円安を背景に、輸出関連銘柄銘柄に物色の矛先が向かいそう。ただ、現地16日には、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果が発表されることから、取引時間の終盤にかけて模様眺めムードが広がる場面も想定される。

 15日のADR(米国預託証券)は円換算値で、日電産<6594.T>、東エレク<8035.T>、三住トラスト<8309.T>などが、15日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比245円高の2万5375円だった。(高橋克己)

16日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 2月貿易統計

・14:00 14日時点の石油製品価格

・スマートエネルギーWeek(18日まで)(東京ビッグサイト)

・春闘集中回答日

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米2月小売売上高、米2月輸出入物価

・23:00 米3月NAHB住宅市場指数

・パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長会見(経済見通し)

・ブラジル中銀政策金利発表

・決算発表=(アジア)ZTOエクスプレス(豪州)テルストラ・コーポレーション

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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