(再送)日経平均は476円程度高、きのうの強い動きや円安も支えに堅調推移=23日寄り付き

 23日午前9時22分すぎの日経平均株価は、前日比476円程度高い2万7700円前後で推移。午前9時5分には、同513円17銭高の2万7737円28銭を付けている。きのう22日の強い動きが継続し、現地22日の米国株式市場で、NYダウ、ナスダック総合指数がともに反発したこともあり、買いが先行。外国為替市場で、円がドルやユーロに対して円安方向に振れていることも支えで、その後も堅調に推移する。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、22日の大阪取引所清算値比380円高の2万7450円だった。

 業種別では、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、バンナム<7832.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株が上昇。ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電気機器株や、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株も高い。トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株や、コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株も堅調。武田薬<4502.T>、中外薬<4519.T>などの医薬品株や、NTT<9432.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株も上げている。

 個別では、アゴーラHG<9704.T>、NCHD<6236.T>、Sansan<4443.T>、三井ハイ<6966.T>、レーザーテク<6920.T>などが上昇。半面、Jパワー<9513.T>、NRI<4307.T>、アグロカネシ<4955.T>、レノバ<9519.T>、愛知鋼<5482.T>などは下落している。

 東京外国為替市場は午前9時22分時点で、1ドル=121円台の前半(22日は1ドル=120円47-48銭)、1ユーロ=133円台の半ば(同132円32-36銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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