信用関連データ=売り残が3週連続で増加、買い残は3週連続で減少、信用倍率3.02倍に低下
25日申し込み現在の2市場信用取引残高は、売り残が前週比1226億円増の9758億円、買い残は同896億円減の2兆9503億円だった。売り残が3週連続で増加し、買い残は3週連続で減少した。信用倍率は前週の3.56倍から3.02倍に低下した。
この週(22-25日)の日経平均株価は25日終値が18日終値比1322円高の2万8149円となった。21日(春分の日)が祝日で4営業日取引となり、全勝だった。3連休明け22日は396円高。21日の米国株式は反落したものの、同日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値が上昇(前週末18日の大阪取引所清算値比330円高)したことを受け、買いが先行した。円安進行も支えとなり、1カ月ぶりに2万7000円を回復した。翌23日は816円高と値を飛ばした。欧米株高や円安基調を背景に物色意欲が一段と強まり、2カ月ぶりに2万8000円を回復した。24日(70円高)、週末25日(39円高)は上げ幅が限定されたが、利益確定売りをこなしつつ、根強い買いに支えられた。
29日の売買代金に占めるカラ売り(信用取引を含む)の割合を示すカラ売り比率(小数点第2位以下を四捨五入)は45.3%(前営業日は46.0%)と低下したが、4営業日連続の40%台となり、依然として高い水準にある。この日の日経平均は大幅反発し、2万8252円(前日比308円高)と高値で引けた。朝方は、NY原油先物安を背景に28日の米国株式市場で主要3指数が上昇した流れを受け、買いが先行した。きょうは3月末配当の権利付き最終売買日で、権利取りの動きや配当再投資に絡む先物買いへの期待もあり、引けにかけて上げ幅を拡大した。足元は戻り高値水準にあり、利益確定売りや戻り売りに上値を抑えられるようだと、カラ売り比率は高止まりする可能性がある。
提供:モーニングスター社
関連記事
-
うるる、学研教育みらいと「えんフォト」で協業
2022/3/29 16:20
うるるは28日、保育園・幼稚園向けのオンライン写真販売サービス「えんフォト」の事業領域において、3月から学研教育みらい(東京都品川区)と協業を開始すると発表した。 今回、学研教育みら・・・…続き
-
三菱電機、生産現場での業務プロセスを実機レスで容易に検証できる3Dシミュレータを発売
2022/3/29 16:20
三菱電機は29日、デジタル空間に3Dで生産設備・生産ラインを構築し、生産現場での業務プロセスを実機レスで容易に検証できる3Dシミュレータ「MELSOFT Gemini(メルソフトジェ・・・…続き
-
清水建設、建物設備と複数モビリティ・ロボットを連携させたサービス開発で実証運用
2022/3/29 16:20
清水建設は29日、ブルーイノベーション(東京都文京区)、オムロン ソーシアルソリューションズ(東京都港区)と、建物設備と複数モビリティ・ロボットを連携させたサービス開発に向け、実証運・・・…続き
-
勤次郎、NPO法人医療機関支援機構と業務提携契約
2022/3/29 16:19
勤次郎は28日、NPO法人医療機関支援機構(MIS、東京都品川区)と業務提携契約を締結したと発表した。 MISは、医療機関を利用する人々が健康で快適なものへと変わるよう、患者サービス・・・…続き
-
HPCシス、QunaSysと資本・業務提携
2022/3/29 16:19
HPCシステムズ(HPCシス)は28日、QunaSys(東京都文京区)と、量子コンピュータ向け化学計算プログラムの事業展開加速に向け、資本・業務提携契約を締結したと発表した。 数年以・・・…続き
速報ニュース
-
<個別株動向>ライコング、上新電、中部飼、VIS、スズデン=7日後場
12分前
-
日経平均は599円高と3日ぶり大幅反発、取引終了にかけ引き締まる=7日後場
14分前
-
グロース250が3日ぶりに反発、ABEJAなど買われる=新興市場・7日
31分前
-
39分前
-
7日大引けの日経平均株価=599円03銭高の3万8835円10銭と大幅反発
40分前
-
1時間前
-
日経平均株価は484円高、売買代金はレーザーテク、ディスコ、ソシオネクスが上位
1時間前
-
グリーンエネがストップ高カイ気配、株主優待制度の拡充でクオカードPay年3万円分を贈呈
1時間前
-
香港前場:ハンセン0.9%安で11日ぶり反落、上海総合は0.1%下落
2時間前
-
2時間前