31日の東京株式市場見通し=軟調な展開が続きそう

国内市況

株式

2022/3/31 7:47

 予想レンジ:2万7600円-2万8100円(30日終値2万8027円25銭)

 31日の東京株式は、軟調な展開が続きそうだ。きのう30日に大幅反落した動きや、現地30日の米国株式が反落したこともあり、売り優勢のスタートとなりそう。200日移動平均線(30日時点で2万8261円)に抑えられる格好が続いたことや、3月配当権利落ち後の値動きが弱かったことから、戻りを売る姿勢が強まるとみられ、上値は重そう。為替相場は、ドル・円が1ドル=121円台の後半(30日は121円86-88銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=135円台の後半(同135円61-65銭)と円安方向に振れている。30日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ZHD<4689.T>、TDK<6762.T>、ファナック<6954.T>などが、30日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比240円安の2万7760円だった。(高橋克己)

31日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 2月鉱工業生産、週間の対外対内証券売買契約

・14:00 2月住宅着工・建設受注

・2年国債入札

・KDDI、3G携帯電話(ガラケー)向けサービスを終了

・決算発表=ニトリHD<9843.T>

・IPO(新規上場)=ノバック<5079.T>(市場2部)

【海外】(時間は日本時間)

・10:30 中国3月コンポジットPMI、製造業PMI、非製造業PMI

・18:00 ユーロ圏2月失業率

・21:30 米2月個人所得・個人支出、米週間の新規失業保険申請件数

・22:45 米3月シカゴ景況指数

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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