4月1日の東京株式市場見通し=続落後、弱含みの展開か

国内市況

株式

2022/4/1 7:47

 予想レンジ:2万7400円-2万7800円(3月31日終値2万7821円43銭)

 4月1日の東京株式は続落後、弱含みの展開か。日経平均株価はきのう3月31日の弱い地合いや、現地3月31日の米国株式が続落したこともあり、売り優勢スタートとなりそう。ウクライナ情勢の不透明感や、現地1日には米3月雇用統計が発表されることもあり「手控えムードが広がりそうだ」(中堅証券)との声が聞かれた。為替相場は、ドル・円が1ドル=121円台の後半(3月31日は121円63-65銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=134円台の後半(同135円62-66銭)と円高方向に振れている。3月31日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ZHD<4689.T>、ソニーG<6758.T>、三井住友<8316.T>などが、同31日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比295円安の2万7535円だった。(高橋克己)

4月1日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 3月調査日銀短観

・14:00 3月自動車販売台数

・不妊治療の公的保険適用開始

・プラスチック資源循環促進法施行

・「年金制度改正法」施行。現行70歳まで選択可能な年金受給開始時期について上限を75歳に引き上げ

・成年年齢が20歳から18歳に引き下げ

・「5G投資促進税制」が3年間延長

【海外】(時間は日本時間)

・10:45 中国3月財新製造業PMI

・21:30 米3月雇用統計

・23:00 米3月ISM製造業景況指数

・イスラム世界ラマダン入り(30日ごろまで)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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