米国株式市場:消費関連が上昇、NYダウ、ナスダック3日ぶり反発

株式

2022/4/4 7:46

 前週末4月1日の米国株式は、3日ぶりに反発した。NYダウが前日比139.92ドル高の3万4818.27ドル、ナスダック総合指数が同40.981ポイント高の1万4261.500ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が9億9579万株、ナスダック市場が46億5947万株だった。

 注目された米3月雇用統計は、非農業分野の雇用者数が季節調整済みで前月比43万1000人増となり、市場予想平均の同49万人に届かなかった。一方、失業率は3.6%と市場予想平均の3.7%よりも良好で、2月の3.8%から改善した。概ね堅調な雇用情勢にあると判断され、消費関連株が買われNYダウの上昇を支えた。同指数の採用銘柄では、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>やビザ<V>、メルク<MRK>などが、値上がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所清算値比135円高の2万7795円だった。

提供:モーニングスター社

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