8日の東京株式市場見通し=反発後は上値の重い展開か

国内市況

株式

2022/4/8 7:47

 予想レンジ:2万6700円-2万7200円(7日終値2万6888円57銭)

 8日の東京株式は反発後、上値の重い展開か。日経平均株価はきのう7日に大幅続落した反動や、現地7日の米国株式が反発したこともあり、買い優勢のスタートとなりそう。ただ、手がかり材料難のなか、週末要因もあり、積極的に買い進みづらいことから、買い一巡後は、戻り待ちの売りに上値を抑えられる場面もありそう。また、ウクライナとロシアの停戦協議が難航していると報じられたことも、重しとして意識されそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=123円台の後半(7日は123円75-77銭)、ユーロ・円が1ユーロ=134円台の後半(同134円85-89銭)と小動き。7日のADR(米国預託証券)は円換算値で、武田薬<4502.T>、東芝<6502.T>、アドバンテスト<6857.T>などが、7日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比155円高の2万7055円だった。(高橋克己)

8日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 2月国際収支

・14:00 3月消費者態度指数

・15:00 3月景気ウォッチャー調査

・4月限株価指数・オプションSQ(特別清算指数)値算出日

・決算発表=安川電機<6506.T>

【海外】(時間は日本時間)

・23:00 2月米卸売売上高

・インド準備銀行金融政策決定会合

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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