15日の東京株式市場見通し=反落後はもみ合いか

国内市況

株式

2022/4/15 7:47

 予想レンジ:2万6800円-2万7200円(14日終値2万7172円00銭)

 15日の東京株式は反落後、もみ合いか。日経平均株価は、きのう14日に大幅続伸した反動や、現地14日の米国株が下落したことから、売り優勢スタートとなりそう。週末要因から手控えムードが広がるとみられるなか、終値ベースで25日移動平均線(14日時点で2万7036円)を維持できるか否かに注目が集まるとみられる。また、消去法的に値動きの軽い中小型株に物色の矛先が向かう場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=125円台の後半(14日は125円33-34銭)と円安方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=136円台の前半(同136円71-75銭)と円高に傾いている。14日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>、村田製<6981.T>などが、14日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比275円安の2万6915円だった。(高橋克己)

15日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・特になし

【海外】(時間は日本時間)

・21:15 米3月鉱工業生産・設備稼働率

・21:30 米4月NY連銀製造業景気指数

・北朝鮮、故金日成主席の生誕記念日「太陽節」

・米財務省、半期に一度の為替報告書の議会提出期限

・グッドフライデー(聖金曜日)で米(為替は通常取引)、欧州、アジア主要市場が休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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