明日の日本株の読み筋=神経質な地合いか、米長期金利にらみの展開続く

国内市況

株式

2022/4/18 16:22

 あす19日の東京株式市場は、米長期金利にらみの展開が続き、神経質な地合いか。18日の日経平均株価は大幅続落し、2万6799円(前週末比293円安)引けとなった。前週末の米国株式市場はグッドフライデー(聖金曜日)の祝日で休場だったが、日本時間18日の時間外取引で米長期金利が上昇するとともに米株価指数先物が下落した流れを受け、下げ幅は一時520円を超えた。売り一巡後は下げ渋ったが、3営業日ぶりに2万7000円を割り込んだ。いったん織り込んだ格好ながら、連休明け18日の米長期金利とともに米国株式の動向次第では揺れる可能性がある。

 一方、市場では「決算発表待ちで、FOMC(米連邦公開市場委員会、5月3-4日開催)を控えており、しばらくふらつくのではないか」(準大手証券)との声が聞かれた。ロシアとウクライナとの戦闘が続き、中国・上海市の事実上のロックダウン(都市封鎖)が長期化するなど世界景気への影響が引き続き重しとして意識されやすい面もある。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ