日経平均は907円高と大幅に3日続伸し高値引け、取引終了にかけ引き締まる=24日後場

 24日後場は日経平均株価が、前日比907円92銭高の3万8460円08銭と大幅に3日続伸し、きょうの高値で取引を終えた。TOPIX(東証株価指数)も同44.50ポイント高の2710.73ポイントと3日続伸した。日経平均は大幅高となり、18日以来、4営業日ぶりに終値ベースで3万8000円台を回復した。半導体関連株を中心に朝方から買いが先行。一巡後は、やや上げ幅を縮小する場面もみられたが、総じて堅調な展開が続いた。後場も上値を意識する動きとなり、引き締まる格好となった。東証プライム市場の出来高は17億4055万株、売買代金は4兆5513億円。騰落銘柄数は値上がりが1195銘柄、値下がりは402銘柄、変わらずは55銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち29業種が上昇、4業種が下落した。ニコン<7731.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株や、アドバンテス<6857.T>、東エレク<8035.T>などの電気機器株が上昇。デンソー<6902.T>、トヨタ<7203.T>などの輸送用機器株や、三井物<8031.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株も高い。ディスコ<6146.T>、SMC<6273.T>などの機械株や、大林組<1802.T>、清水建<1803.T>などの建設株も堅調。AGC<5201.T>、TOTO<5332.T>などのガラス土石株や、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株もしっかり。一方、東電力HD<9501.T>、大ガス<9532.T>などの電気・ガス株や、東急<9005.T>、JR西日本<9021.T>などの陸運株が下げた。

 個別では、野村マイクロ<6254.T>、KOA<6999.T>、コメリ<8218.T>、ルネサス<6723.T>、タツモ<6266.T>などが上昇。半面、アーレスティ<5852.T>、レゾナック<4004.T>、ストライク<6196.T>、オービック<4684.T>、北海電<9509.T>などが安い。

(写真:123RF)

提供:ウエルスアドバイザー社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ