19日の東京株式市場見通し=反発後はもみ合いか

国内市況

株式

2022/4/19 7:48

 予想レンジ:2万6600円-2万7000円(18日終値2万6799円71銭)

 19日の東京株式は反発後、もみ合いか。日経平均株価は、きのう18日に大幅続落した反動から、買い優勢のスタートとなりそう。ただ、手がかり材料難のなか、ウクライナ情勢の先行き不透明感や、中国の景気動向への警戒などもあり、積極的な買いは期待しづらく、戻りは限定的となることも想定される。引き続き、時間外取引での米株価指数先物や、中国・上海総合指数の値動きに影響を受ける場面がありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=127円前後(18日は126円63-65銭)、ユーロ・円が1ユーロ=137円前後(同136円64-68銭)と円安方向に振れている。18日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、パナソニック<6752.T>、ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などが、18日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比95円高の2万6845円だった。(高橋克己)

19日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・13:30 2月鉱工業生産・出荷・在庫(確報)

・14:00 気象庁3カ月予報

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米3月住宅着工件数・建設許可件数

・IMF世界経済見通し発表

・決算発表=ハリバートン、IBM、J&J、トラベラーズ、ネットフリックス

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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