20日の東京外国為替市場=日銀「指し値オペ」を通知、ドル・円は調整

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2022/4/20 15:07

 20日の東京外国為替市場でドル・円は、これまでのドル高・円安基調が大幅に調整される展開となった。

 朝方、1ドル=129円20銭近辺だったドル・円は、仲値決済に向けて国内輸入企業からのドル買い・円売りなども入り、一時129円39銭まで上値を伸ばす場面があった。その後、日銀が長期国債を対象に指定した利回りで無制限に買い付ける「指し値オペ」を通知。長期金利上昇の抑制姿勢でありドル買い・円売りにつながりやすい策ではあるが、日銀の介入姿勢への様子見、130円を前に上値の重い状況となり、ドル・円は円買い方向で大幅に調整。一時、128円06銭まで下押しした。

 午後は、ドルを買い戻す動きもみられたが、欧米時間にG20(20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議が控えていることもあり、ドル・円の戻りは限られた。

 15時1分現在、128円66銭となっている。

提供:モーニングスター社

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