米国株式市場:好決算銘柄に物色の矛先、NYダウ続伸、ナスダックは反落

株式

2022/4/21 7:47

 20日の米国株式は、NYダウが前日比249.59ドル高の3万5160.79ドルと続伸、ナスダック総合指数は同166.592ポイント安の1万3453.065ポイントと反落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億5182万株、ナスダック市場が43億4110万株だった。

 主力銘柄の決算発表が本格化し、好決算銘柄に物色の矛先が向かった。19日の通常取引終了後に22年1-3月決算を発表したIBMは、売上高が市場予想平均を上回り買われた。また、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は、増収増益で着地し好感された。NYダウは一時、400ドルを超える上昇をみせる場面もみられた。一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、ネットフリックスやペイパル、メタ(旧フェイスブック)などが下落し、同指数の重しとなった。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所清算値比変わらずの2万7180円だった。

提供:モーニングスター社

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