キヤノン電子が3日続急落し年初来安値、第1四半期決算は大幅な減益に

株式

2022/4/26 16:00

 キヤノン電子<7739.T>が3日続急落。141円安の1450円を付け、3月8日の年初来安値1457円を割り込んだ。25日引け後、22年12月期第1四半期(1-3月)の連結決算を発表。大幅な減益となり、嫌気された。

 第1四半期決算は、売上高が205億9200万円(前年同期比2.8%増)、営業利益は10億1400万円(同44.9%減)だった。売上高は、カメラ用部品など需要が回復した製品の増産対応を進めたほか、ドキュメントスキャナーでは、商談が活発化してきた欧米を中心に積極的な拡販活動を展開した。ただ、利益面では、半導体をはじめとする電子部品や材料などのひっ迫、原材料価格高騰や円安の進行などの影響を受け、減益となった。

 22年12月期業績予想は、売上高970億円(前期比17.4%増9、営業利益81億1000万円(同27.8%増)を据え置いている。

 26日の終値は、前日比118円安の1473円。

提供:モーニングスター社

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