ミスミGが急落し年初来安値、22年3月期3月度の売上高が前年割れ

株式

2022/5/9 14:39

 ミスミグループ本社<9962.T>が急落。6日引け後の決算発表で、22年3月期の連結業績は計画をクリアしたが、3月度の売上高が前年割れとなったことが嫌気された様子。株価は前週末比470円安の2815円まで値を下げ、4月27日の年初来安値3100円を更新している。

 22年3月期は、売上高3661億6000万円(前期比17.8%増)、営業利益522億1000万円(同92.0%増)で、それぞれ従来予想の3660億円、520億円を超過したが、3月度の売上高は、「FA事業」が104億3500万円(前年同月比2.6%減)、「金型部品事業」が66億8100万円(同1.5%減)、ウェブ販売中心の一般流通品事業である「VONA事業」が155億8300万円(同横ばい)で、合計326億9300万円(同1.2%減)と、20年11月度以来の前年割れとなっている。

 午後2時37分現在の株価は405円安の2880円。

提供:モーニングスター社

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