今晩のNY株の読み筋=米4月小売売上高が注目
2022/5/17 17:04
17日の米国株式市場は、米4月小売売上高が注目となる。市場予想の平均値は前月比0.9%増。前月から伸びが拡大する見通しとなっており、市場予想通りとなれば米景気に対する過度の懸念が後退する可能性がある。一方、インフレ率が高止まりする中で個人消費が伸び悩むようだとスタグフレーションが警戒され、リスク回避の動きが加速しそうだ。
このほか、きょうはFRB(米連邦準備制度理事会)当局者の発言機会も多い。前週のCPI(消費者物価指数)やPPI(生産者物価指数)などで米インフレのピークアウト期待がにわかに高まっているが、当局者が足元の状況に対してどのような見解を示すか関心を払っておきたい。
<主な米経済指標・イベント>
米4月小売売上高、米4月鉱工業生産指数
パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、メスター米クリーブランド連銀総裁、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、エバンズ米シカゴ連銀総裁が発言
◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
提供:モーニングスター社
関連記事
-
17日のPTS注目ポイント=フェイス、GMOFHD、ゼットン、ユニプレス、SEH&Iなど
▽フェイス、東証の自己株式立会外買付取引で180万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合13.96%)・16億円を上限に自己株式を取得▽GMOFHD、22年4月の・・・…続き
-
信用関連データ=売り残が2週連続で減少、買い残は増加に転じ、信用倍率4.80倍に上昇
5月13日申し込み現在の2市場信用取引残高は、売り残が前週比7億円減の6451億円、買い残は同202億円増の3兆963億円だった。売り残が2週連続で減少し、買い残は増加に転じた。信用倍率は前週の4.・・・…続き
-
明日の日本株の読み筋=もみ合い商状か、新たな材料待ち
あす18日の東京株式市場は、もみ合い商状か。現地17日発表の米4月小売売上高や米4月鉱工業生産を受けた米国株式動向が注目されるが、国内企業の3月期決算発表は一巡し、新たな材料待ちの状態と言えそうだ。・・・…続き
-
個別銘柄のスポット情報(2)
2022/5/17 16:27
アイダ 3日ぶり反落。今3月期の連結営業利益は前期比2.2倍の55億円を見込むものの、市場期待に届かず。 JKHD 続急落。前3月期の連結営業利益が大幅増益となったが・・・…続き
-
個別銘柄のスポット情報(1)
2022/5/17 16:26
キトー ストップ高気配。コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)傘下の投資ファンドと組み2725円で全株TOB(株式公開買い付け)。上場廃止へ。 ピーエイ 急伸し、・・・…続き
速報ニュース
-
225オプション・コール(期近・6月24日・権利行使価格2万7000円)
35時間前
-
225オプション・プット(期近・6月24日・権利行使価格2万7500円)
35時間前
-
35時間前
-
35時間前
-
24日のPTS注目ポイント=一工薬、ミスミG、ホトニクスなど
35時間前
-
35時間前
-
<特集>中期計画で選ぶ有望銘柄(4)=キョウデン―進ちょく良好で利益サポート力高まりPER割り負けも
35時間前
-
<特集>中期計画で選ぶ有望銘柄(3)=ロックフィル―生活者の食への価値観変化をチャンスに
35時間前
-
<特集>中期計画で選ぶ有望銘柄(2)=技研製―国内外でインプラント工法の採用拡大へ
35時間前
-
<特集>中期計画で選ぶ有望銘柄(1)=景気に不透明感、個別銘柄発掘の手掛かりに
35時間前