帝人、着色されたポリエステル繊維の再生で環境負荷が少ない新たなリサイクル技術を開発

株式

2022/5/19 15:44

 帝人<3401.T>グループの帝人フロンティアは18日、新たに開発した解重合触媒を使用することで、着色されたポリエステル繊維を石油由来の原料と同等の品質に再生が可能で、従来よりも環境負荷が少ない新たなリサイクル技術を開発したと発表した。

 今回開発した新リサイクル技術は、従来のBHET法に新たに開発した解重合触媒を用いることで、再生ポリエステル原料の変色を抑制することが可能で、石油由来のポリエステル原料と同等の品質の再生ポリエステル原料にリサイクルすることができるという。

 BHET法とは、使用済ポリエステルを化学的に分解し、中間原料であるビス-2-ヒドロキシエチルテレフタレートに戻して精製した後、ポリエステルに再重合する方法。

 19日の終値は、前日比7円高の1332円。

提供:モーニングスター社

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