日経平均は159円程度安、株価指数先物に断続的な売りで下げ幅を拡大=2日寄り付き

 2日午前9時20分すぎの日経平均株価は、前日比159円程度安い2万7298円前後で推移する。午前9時8分には、同203円78銭安の2万7254円11銭を付けている。きのう1日はしっかりした展開だったものの、現地1日の欧米株式が下落し、時間外取引で米株価指数先物が下げていることもあり、売りが先行。寄り付き直後、株価指数先物に断続的な売りが出たことから、下げ幅を広げる格好となっている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所清算値比70円安の2万7430円だった。

 業種別では、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株や、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株が下落。オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、リクルートHD<6098.T>などのサービス株や、武田薬<4502.T>、中外薬<4519.T>などの医薬品株も安い。NTT<9432.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株や、バンナム<7832.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株も軟調。ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電気機器株や、7&iHD<3382.T>、ファーストリテ<9983.T>などの小売株も下げている。

 個別では、伊藤園<2593.T>、SREHD<2980.T>、ラクス<3923.T>、メドピア<6095.T>、シグマクシス<6088.T>などが下落。半面、大阪チタ<5726.T>、フリュー<6238.T>、邦チタ<5727.T>、内田洋行<8057.T>、セ硝子<4044.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時20分時点で、1ドル=130円前後(1日は1ドル=129円39-41銭)、1ユーロ=138円台の半ば(同138円63-67銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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