3日の東京外国為替市場=ドル・円、130円ちょうど付近で上値重い展開に

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2022/6/3 15:01

 3日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=130円ちょうど付近で上値の重い推移が続いた。

 朝方、129円90銭近辺だったドル・円は、日経平均株価が朝寄り高を受け一時130円04銭まで上値を伸ばす場面があった。ただ、ECB(欧州中央銀行)が金融正常化に向かうとの観測を背景にドルが対ユーロで弱含んでいることも影響し、次第にドル売り・円買いに傾く流れとなり、ドル・円は実質の5・10日(ごとおび)で実需筋の売買が交錯する仲値決済前に一時129円67銭まで下押しした。

 その後は、時間外取引において米長期金利が2.9%台で高止まる中、ドル・円は切り返す動きをみせたが、米5月雇用統計の発表を間近に控えていることもあって戻りは鈍く、130円手前の水準では上値が重たかった。

 15時現在、129円83銭となっている。

提供:モーニングスター社

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