(再送)日経平均は65円程度安、売り先行後は株価指数先物に断続的な買いで下げ幅縮小=6日寄り付き

 6日午前9時22分すぎの日経平均株価は、前週末比65円程度安い2万7695円前後で推移する。寄り付き直後には、同237円62銭安の2万7523円95銭を付けている。前週末3日に大幅反発した反動や、現地3日の米国株式が反落したこともあり、売りが先行した。その後、株価指数先物に断続的な買いが入ったことをきっかけに、下げ幅を縮小する格好となっている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、3日の大阪取引所清算値比215円安の2万7575円だった。

 業種別では、楽天グループ<4755.T>、リクルートHD<6098.T>などのサービス株や、ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電気機器株が下落。トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株や、SUMCO<3436.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株も安い。王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株や、信越化<4063.T>、花王<4452.T>などの化学株も軟調。KDDI<9433.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株や、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株も下げている。

 個別では、日本ハウスH<1873.T>、アトラエ<6194.T>、電通グループ<4324.T>、TBASE<3415.T>、レノバ<9519.T>などが下落。半面、アインHD<9627.T>、コスモエネH<5021.T>、大阪チタ<5726.T>、アイスタイル<3660.T>、オープンドア<3926.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時22分時点で、1ドル=130円台の半ば(前週末3日は1ドル=129円88-90銭)、1ユーロ=140円台の前半(同139円70-74銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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