三菱重工、インドネシアで既設火力発電所の燃料としてアンモニアを導入する事業化調査に着手

株式

2022/6/6 15:41

 三菱重工業<7011.T>は前週末3日、インドネシアにおける既設火力発電所の燃料としてアンモニアを導入することで、同国のエネルギー脱炭素化を支援する事業化調査(FS)に着手したと発表した。

 今回、経済産業省の「質の高いエネルギーインフラの海外展開に向けた事業実施可能性調査事業」に2件が採択。「インドネシア・スララヤ石炭火力発電所向けアンモニア混焼実施可能性調査ならびにバリューチェーン全体評価調査事業」と、既設ガス焚き発電所を対象とする「インドネシア・既存ガス火力発電所改造によるアンモニア利用発電導入およびバリューチェーン確立に関する可能性調査事業」で、いずれも、エネルギーに由来する二酸化炭素の削減効果が期待でき、地球規模での波及性・公益性および先進性が高く、日本政府が関わる事業としての政策的意義が評価されたという。

 6日の終値は、前週末比136円高の5338円。

提供:モーニングスター社

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