7日の東京株式市場見通し=続伸後はもみ合いか

国内市況

2022/6/7 7:47

 予想レンジ:2万7700円-2万8100円(6日終値2万7915円89銭)

 7日の東京株式は続伸後、もみ合いか。日経平均株価はきのう6日の強い地合いや、現地6日の米国株式が反発したことから、買い優勢スタートが見込まれる。3月下旬に押し返される格好となった200日移動平均線(6日時点で2万7940円)や、心理的なフシ目の2万8000円が意識されそう。戻り待ちの売りに上値の重い場面も想定されるが、終値ベースで両水準を上抜けることができるかが、ポイントとなりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=131円台の後半(6日は130円76-78銭)、ユーロ・円が1ユーロ=141円台の前半(同140円47-51銭)と円安に振れていることから、輸出関連銘柄には追い風になるとみられる。

 6日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ローム<6963.T>、オリンパス<7733.T>、三菱UFJ<8306.T>などが、6日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比115円高の2万8025円だった。(高橋克己)

7日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:30 4月家計調査、4月毎月勤労統計調査

・14:00 4月景気動向指数

・30年国債入札

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米4月貿易収支

・米3年国債入札

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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