日電産、エンコーダの代用となる位置検出技術を搭載し産業用ロボットなどに適用可能なACサーボモータ開発

株式

2022/6/10 15:32

 日本電産<6594.T>は9日、グループの日本電産サンキョーとの共同開発で、エンコーダの代用となる位置検出技術「Zignear」を搭載した産業用ロボットなどに適用可能なACサーボモータを開発したと発表した。

 エンコーダは、主にブラシレスDCモータの回転の検出に用いられるセンサのことで、モータを目的の位置に合わせたり、回転ムラを無くしたりするために必要不可欠な部品。従来、ブラシレスDCモータでは、磁気センサ、代表的にはホールセンサの取り付けや感度などの「ばらつき」により正確な位置検出が困難でありエンコーダを必要としていたが、同社は「ばらつき」を補正するアルゴリズムを開発し、汎用マイコンを活用して位置検出の精度を向上させることに成功したという。

 10日の終値は、前日比30円安の8866円。

提供:モーニングスター社

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