今晩のNY株の読み筋=米5月CPI通過、下げ幅縮小の展開か

株式

2022/6/13 17:04

 13日の米国株式市場は、15日のFOMC(米連邦公開市場委員会)結果発表を前に積極的な売買が控えられそうだ。

 前週末10日発表された米5月CPI(消費者物価指数)は市場予想を上回り、インフレがピークアウトするとの見方が後退、主要3指数は大幅安となり3営業日続落した。

 週明けの13日は米国株式市場は、取引時間中に主要な経済指標、決算発表がなく、買い材料に乏しい。ただ、目先の焦点だった米5月CPIが通過したことで、下げ幅を縮めるか、買い戻し機運次第では辛くもプラス転換する可能性はありそうだ。午後にはブレイナードFRB(米連邦準備制度理事会)副議長がパネルディスカッションで発言機会があるものの、FOMCを目前に控えるタイミングだけに、金融政策に関する発言は封印され、無風通過の公算が大きい。

<主な米経済指標・イベント>

オラクルなどが決算発表予定

ブレイナードFRB副議長がパネルディスカッションに参加

(日付は現地時間)

◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ