15日の東京株式市場見通し=続落後、弱含みの展開か

国内市況

2022/6/15 7:47

 予想レンジ:2万6400円-2万6700円(14日終値2万6629円86銭)

 15日の東京株式は続落後、弱含みの展開か。きのう14日の日経平均株価は、時間外取引で米株価指数先物が上昇していたことから、下げ渋る格好で取引を終えた。ただ、現地14日の米国株式は、NYダウが5日続落し、ナスダック総合指数は小反発にとどまるなど、まちまちだった。直近3営業日で1600円を超える下げとなっているだけに、自律反発狙いの買いが期待されるが、戻りは限られそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=135円台の半ば(14日は134円42-44銭)、ユーロ・円が1ユーロ=141円台の前半(同140円70-74銭)と円安方向に振れている。14日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、キリンHD<2503.T>、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などが、14日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比240円安の2万6420円だった。(高橋克己)

15日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 4月機械受注

・13:30 4月第三次産業活動指数

・14:00 13日時点での石油製品価格

・通常国会会期末

【海外】(時間は日本時間)

・11:00 中国5月工業生産・小売売上高・都市部固定資産投資

・21:30 米5月小売売上高、米6月NY連銀製造業景気指数、米5月輸出入物価

・23:00 米6月NAHB住宅市場指数

・パウエルFRB議長会見(経済見通し発表)

・マイクロソフト「インターネット・エクスプローラー」のサポートを終了

・ブラジル中銀政策金利発表

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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