16日の東京外国為替市場=ドル・円、134円前半で推移

マーケット情報

為替

2022/6/16 15:14

 16日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=134円前半で堅調に推移している。

 朝方、134円ちょうど近辺だったドル・円は、日本の5月貿易収支が1979年以降で2番目に大きい赤字となったことで実需筋のドル買い・円売りが活発化したほか、日経平均株価の買い先行を受け一時134円67銭まで上値を伸ばす場面があった。

 午後に入ると、日経平均株価が上げ幅を縮小し、ドル・円は軟化。一時134円20銭まで下押しした。15日FOMC(米連邦公開市場委員会)では27年7カ月ぶりの0.75ポイントの大幅利上げが決まったものの、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が会見でややハト派的なスタンスを取ったこともドル・円の上値を重くしたようだ。

 15時現在、134円27銭となっている。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ