日経平均は295円程度高、株価指数先物に断続的な買いで上げ幅拡大=4日寄り付き
4日午前9時23分すぎの日経平均株価は、前週末比295円程度高い2万6231円前後で推移する。午前9時20分には、同323円24銭高の2万6258円86銭を付けている。前週末1日、大幅に3日続落した反動や、現地1日の米国株式市場でNYダウが反発、ナスダック総合指数も5日ぶりに反発したことなどから、買いが先行した。その後、午前9時7分すぎ、株価指数先物に断続的な買いが入ったことをきっかけに上げ幅を拡大した。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末1日の大阪取引所清算値比480円高の2万6310円だった。
業種別では、クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株や、オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、リクルートHD<6098.T>などのサービス株が上昇。三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株や、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株も高い。武田薬<4502.T>、中外薬<4519.T>などの医薬品株や、東電力HD<9501.T>、東ガス<9531.T>などの電気ガス株も堅調。帝人<3401.T>、東レ<3402.T>などの繊維株や、三井物産<8031.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株も上げている。
個別では、Vキューブ<3681.T>、Ubicom<3937.T>、メドピア<6095.T>、ラクス<3923.T>、象印<7965.T>などが上昇。半面、積水ハウス<1928.T>、OATアグリ<4979.T>、ヤーマン<6630.T>、フロンティM<7038.T>、サンリオ<8136.T>などが下落している。
東京外国為替市場は午前9時23分時点で、1ドル=134円台の後半(前週末1日は1ドル=135円30-32銭)、1ユーロ=140円台の後半(同141円32-36銭)で取引されている。
提供:モーニングスター社
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