<相場の読み筋>7月6日
2022/7/6 7:45
5日の米国株式は、NYダウが前週末比129.44ドル安の3万967.82ドルと反落、ナスダック総合指数は同194.393ポイント高の1万1322.238ポイントと続伸して取引を終了。出来高概算は、NY市場が12億918万株、ナスダック市場が51億1375万株だった。米10年物国債の利回りが一時2.78%に低下(価格は上昇)し、米2年物国債の利回りを下回る「逆イールド」が発生。「逆イールド」は、景気後退の予兆とされることから、NYダウは740ドルを超える下げをみせる場面があった。売り一巡後は、長期金利の低下で相対的な割高感が後退したハイテク株が物色され、メタ(旧フェイスブック)やアルファベット(グーグルの持ち株会社)、アマゾン・ドットコムなどが買われ、ナスダック指数の上昇を支えた。
6日の東京株式は反落後、もみ合いとなりそう。日経平均株価はきのう5日に大幅続伸した反動で、売り優勢スタートとなりそう。現地5日の米国株式市場で、NYダウが反落した一方、ナスダック総合指数は続伸するなど、まちまちとなったが「SQ(特別清算指数)値算出週の水曜日は荒れやすい」とのアノマリー(論理的に説明できない動き)もあり、注意したい。為替相場は、ドル・円が1ドル=135円台の後半(5日は136円08-09銭)、ユーロ・円が1ユーロ=139円台の半ば(同141円17-21銭)と円高に振れている。5日のADR(米国預託証券)は円換算値で、楽天グループ<4755.T>、コマツ<6301.T>、クボタ<6326.T>などが、5日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比95円安の2万6245円だった。
(イメージ写真提供:123RF)
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