<米国株情報>J&Jは続落、第2四半期は市場予想上回るも通期見通しを下方修正

株式

2022/7/20 10:24

 日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソンは19日、前日比1.46%安の171.69ドルと続落した。19日寄り付き前に22年12月期第2四半期(4-6月)の決算を発表。同時に通期見通しを下方修正したことが嫌気された。

 第2四半期の売上高は前年同期比3%増の240億2000万ドル、純利益は同23%減の48億1000万ドル、調整後の希薄化後1株当たり利益(EPS)は同4%増の2.59ドルとなり、売上高、同EPSともに市場予想を上回った。

 新型コロナワクチンの売上が前年比3.3倍の5億4400万ドルと大きく伸び、医薬品事業が同7%増の133億1700万ドルとなった。ワクチン以外では多発性骨髄腫治療薬「ダラザレックス」とクローン病治療薬「ステラーラ」が好調だった。

 一方、22年12月期の通期業績については、売上高を前回予想時点の948億-958億ドル(同3.8-4.8%増)から933億-943億ドル(同2.1-3.1%増)、調整後EPSを同10.15-10.35ドルから10.0-10.1ドル(前期比2.1-3.1%増)に下方修正した。急激なドル高・ユーロ安の為替変動による影響を織り込んだ。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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