<特集>災害対策関連マーク(4)=土木管理―きっかけ待ちの状態、業績良好で割高感なし

株式

2022/8/1 7:02

 土木管理総合試験所<6171.T>に注目したい。土木建設工事に必要な試験総合サービスと地盤補強サービスに強みを持ち、防災・減災、災害の復興関連銘柄として見逃せない存在だ。株価は300円台と値ごろ感がある。今年に入り、3月9日に年初来安値301円を、4月5日に年初来高値352円を付け、ボックス相場を形成中だが、収れんしつつある25日・75日・200日の各移動平均線近辺で推移しており、きっかけ待ちの状態だ。22年12月期の連結業績予想は営業最高利益更新を見込み、PER12倍台、PBR1倍台と割高感もなく、水準訂正高の余地を秘めている。

 22年12月期業績予想は、売上高が80億500万円(前期比9.0%増)、営業利益が6億2400万円(同28.6%増)とピーク利益を塗り替える。市場環境は国土強じん化政策、インフラストックの維持管理等で活況であり、需要を効率的に取込むことで、既存業務および新規業務を進ちょくさせ、業績の向上に取り組んでいる。一部では、次期23年12月期について増収増益基調が観測されており、収益面でのフォローもある。

提供:モーニングスター社

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