4日の東京株式市場見通し=続伸後も堅調な展開となりそう

国内市況

2022/8/4 7:48

 予想レンジ:2万7600円-2万8100円(3日終値2万7741円90銭)

 4日の東京株式は続伸後も、堅調な展開となりそう。日経平均株価は、きのう3日に反発した動きや、現地3日の欧米株式が上昇したこともあり、買い優勢スタートとなりそう。ただ、ペロシ米下院議長の台湾訪問による米中関係悪化への警戒は続くとみられ、上値が重くなる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=133円台の後半(3日は133円21-23銭)、ユーロ・円が1ユーロ=136円トビ台(同135円58-62銭)と、円安方向に振れていることから、輸出関連銘柄には支えとなりそう。3日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ソニーG<6758.T>、キヤノン<7751.T>、三住トラスト<8309.T>などが、3日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比265円高の2万7975円だった。(高橋克己)

4日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 週間の対外対内証券売買契約

・11:00 7月の車名別新車販売

・10年物価連動国債入札

・決算発表=キッコーマン<2801.T>、日清食HD<2897.T>、旭化成<3407.T>、TIS<3626.T>、日本製鉄<5401.T>、シスメックス<6869.T>、トヨタ<7203.T>、HOYA<7741.T>、ユニチャーム<8113.T>、ソフトバンク<9434.T>、コナミG<9766.T>

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米6月貿易収支、米週間の新規失業保険申請件数

・インド準備銀行金融政策決定会合

・英金融政策委員会

・決算発表=イーライリリー

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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