10日の東京株式市場見通し=軟調な展開か

国内市況

2022/8/10 7:47

 予想レンジ:2万7700円-2万8100円(9日終値2万7999円96銭)

 10日の東京株式は、軟調な展開か。きのう9日の日経平均株価は5日ぶりに反落。底堅い推移だったものの、現地9日の米国株式が下落したこともあり、売りが先行するとみられる。あす11日が山の日の祝日で飛び石連休となることや、12日が8月限株価指数先物・オプションのSQ(特別清算指数)値の算出日となることから、手控えムードが広がりそう。消去法的に、決算発表銘柄などへの個別株物色が中心になるとみられる。為替相場は、ドル・円が1ドル=135円前後(8日は134円88-90銭)、ユーロ・円が1ユーロ=138円前後(同137円77-81銭)と、やや円安方向にある。

 9日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、ZHD<4689.T>、ソニーG<6758.T>、アドバンテスト<6857.T>などが、9日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比140円安の2万7820円だった。(高橋克己)

10日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 7月国内企業物価指数

・11:00 7月都心オフィス空室率

・エルニーニョ監視速報

・決算発表=日ペイントH<4612.T>、楽天グループ<4755.T>、富士フイルム<4901.T>、資生堂<4911.T>、ブリヂス<5108.T>、日本郵政<6178.T>、東芝<6502.T>、ゆうちょ銀行<7182.T>、ホンダ<7267.T>、第一生命HD<8750.T>、住友不<8830.T>

【海外】(時間は日本時間)

・10:30 中国7月生産者物価・消費者物価

・21:30 米7月消費者物価

・米10年国債入札

・決算発表=ウォルト・ディズニー

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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