日経平均は324円高と大幅続伸、グロース株中心に堅調、引けにかけて高値もみ合い=15日後場

 15日後場の日経平均株価は前週末比324円80銭高の2万8871円78銭と大幅続伸。米利上げペースが鈍化するとの見方が強まり、前週末の米国株式市場で主要3指数が上昇した流れを受け、朝方は買いが先行した。伸び悩む場面もあったが、買い気は根強く盛り返し、後場入り後に一時2万8897円07銭(前週末比350円09銭高)まで上昇した。一巡後は引けにかけて高値圏でもみ合い商状となった。なかで、グロース(成長)株中心に堅調となり、指数を支えた。

 東証プライムの出来高は9億9460万株、売買代金は2兆5601億円。騰落銘柄数は値上がり841銘柄、値下がり912銘柄、変わらず85銘柄。

 市場からは「強い動きだ。後場は売り物に上値を抑えられつつも、高値をキープしている。全体的に上がっている訳ではないが、ハイテクなどグロース系中心に高く、日経平均は上がりやすい。ただ、短期的な過熱感もあり、ここからは慎重に対処するところだろう」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、第一三共<4568.T>、エーザイ<4523.T>、参天薬<4536.T>などの医薬品株が上昇。ブリヂス<5108.T>、浜ゴム<5101.T>などのゴム製品株も高く、テルモ<4543.T>、オリンパス<7733.T>、島津製<7701.T>などの精密株も堅調。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株も引き締まった。資生堂<4911.T>、花王<4452.T>、信越化<4063.T>などの化学株や、ファーストリテ<9983.T>、7&iHD<3382.T>、マツキヨココ<3088.T>などの小売株も値を上げた。ソフバンG<9984.T>、トレンド<4704.T>、ネクソン<3659.T>などの情報通信株や、ダイキン<6367.T>、クボタ<6326.T>、SMC<6273.T>などの機械株も買われた。

 半面、川崎汽<9107.T>、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が軟調。INPEX<1605.T>、三井松島HD<1518.T>などの鉱業株も安い。近鉄GHD<9041.T>、京急<9006.T>、NXHD<9147.T>などの陸運株や、リクルートHD<6098.T>、サイバー<4751.T>、電通グループ<4324.T>などのサービス株も売られた。三菱倉<9301.T>、住友倉<9303.T>などの倉庫運輸関連株もさえない。

 個別では、リブセンス<6054.T>、ダブルスタン<3925.T>、ギフティ<4449.T>、国際紙パ商<9274.T>がストップ高となり、キャリアL<6070.T>、トリドールH<3397.T>などの上げも目立った。半面、ペッパー<3053.T>、ウェルビー<6556.T>がストップ安となり、スノーピーク<7816.T>、ネットプロテ<7383.T>、DmMiX<7354.T>などの下げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、20業種が上昇した。

(写真:123RF)

提供:モーニングスター社

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