日経平均は21円安、自律反発狙いの買い先行も米利上げ警戒根強くマイナス圏入り=24日前場

 24日の午前10時時点での日経平均株価は前日比21円72銭安の2万8431円03銭。朝方は、きのう4営業日続落(合計770円安)した反動で、自律反発狙いの買いが先行した。いったん下げに転じた後、持ち直し、一時2万8515円61銭(前日比62円86銭高)まで値を上げた。ただ、米利上げへの警戒感は根強く、その後は買いが続かず、再度マイナス圏入りしている。

 業種別では、任天堂<7974.T>、アシックス<7936.T>などのその他製品株が軟調。ANA<9202.T>、JAL<9201.T>などの空運株や、京成<9009.T>、小田急<9007.T>、近鉄GHD<9041.T>などの陸運株も安い。エムスリー<2413.T>、オリエンタルランド(OLC)<4661.T>などのサービス株も売られている。

 半面、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>、富士石油<5017.T>などの石油石炭製品株が堅調。三井物産<8031.T>、住友商<8053.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株も買われている。

 個別では、アイスタイル<3660.T>、エムアップH<3661.T>、エアトリ<6191.T>などの下げが目立つ。半面、エンビプロH<5698.T>、サムコ<6387.T>、フィックスターズ<3687.T>などの上げが目立つ。

提供:モーニングスター社

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