8日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、144円台前半を軸にもみ合いか

為替

2022/9/8 8:32

ドル・円予想レンジ:1ドル=143円00銭-145円00銭

 8日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=144円台前半を軸にもみ合いとみる。各国の中銀による金融引き締めの流れは続く中で日銀は金融緩和を継続しており、日本と海外の金利差拡大を見込んだ円売りが優勢となりやすいが、足元では米長期金利の上昇が一服しており、利益確定目的のドル売りが上値を抑える見通し。米国ではパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演を控えており、次第に様子見ムードが広がりそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:4-6月期GDP(国内総生産)改定値、7月国際収支、8月景気ウオッチャー調査

アジア太平洋:ロウRBA(豪準備銀行)総裁が講演

北米:米7月消費者信用残高、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が講演、メキシコ8月CPI(消費者物価指数)

欧州:ECB(欧州中央銀行)理事会

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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