山王が3日ぶり急反落、23年7月期の連結業績は大幅な減益を予想

株式

2022/9/15 16:00

 山王<3441.T>が3日ぶりに急反落し、132円安の1005円を付けている。14日引け後、23年7月期の連結業績予想を発表。大幅な減益見通しを示し、嫌気された。

 23年7月期業績は、売上高97億円(前期比2.6%増)、営業利益3億円(同40.1%減)を予想する。東北事業部での新ライン増強を進めるなど積極的な設備投資を実施し、一層の受注拡大を図る方針。ただ、エネルギー価格高騰に伴う電力料金の上昇などによる、製造経費の大幅な増加を織り込んだ。期末一括配当は10円(前期実績10円)を計画する。

 22年7月期決算は、売上高が94億5300万円(前期比17.4%増)、営業利益が5億100万円(同90.9%増)だった。

 15日の終値は、前日比131円安の1006円。

提供:モーニングスター社

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