<米国株情報>フェデックス、通期見通しを撤回、第1四半期見通しは市場予想下回る

株式

2022/9/20 10:06

 物流大手フェデックスは15日、23年5月期の通期業績予想を撤回したうえで、第1四半期(22年6-8月)の業績予想を発表。売上高を232億ドル、調整後の1株当たり利益(EPS)を3.44ドルとした。いずれも市場予想を下回る。また、第2四半期(22年9-11月)は売上高を235億-240億ドル、調整後EPSを2.75ドル超とし、これも市場予想を下回る。

 コロナ禍による需要急増が一巡したことを受け、米国を含む世界全体の貨物輸送需要が急減した。特に、アジアと欧州での売上が計画を下回る見通し。第1四半期の決算は9月22日に発表予定。

 急速な需要減少を受け、不採算店舗などの閉鎖や、新規雇用の一時凍結、航空貨物輸送の削減、今期の設備投資額の削減などのコスト削減策も発表した。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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