日経平均は601円安、米国株安で売り優勢、先物売りに下げ幅拡大

 26日午前10時時点の日経平均株価は前営業日比601円98銭安の2万6551円85銭。朝方は、前週末23日の米国株式市場で金利上昇・景気後退懸念を背景に主要3指数が下落した流れを受け、売り優勢で始まった。先物売りに下げ幅を拡大し、2万6500円台半ば近辺で軟調に推移している。

 業種別では、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>、コスモエネH<5021.T>などの石油石炭製品株が下落。日産自<7201.T>、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株も安い。ニコン<7731.T>、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密株も軟調。東レ<3402.T>、デサント<8114.T>などの繊維製品株や、フジクラ<5803.T>、大阪チタ<5726.T>、邦チタ<5727.T>などの非鉄金属株も値を下げている。

 半面、ANA<9202.T>などの空運株がしっかり。JR西日本<9021.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株も高い。

 個別では、Wスコープ<6619.T>、ラクスル<4384.T>、OATアグリ<4979.T>などの下げが目立つ。半面、日産車体<7222.T>、日電波<6779.T>、アイスタイル<3660.T>などの上げが目立つ。

提供:モーニングスター社

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