【香港IPO】コンクリート工事のGCコンストラクション、初値は公開価格を24%上回る0.62香港ドル

サーチナ

中国株

2022/10/11 9:15

 香港でコンクリート工事を手掛けている、GCコンストラクション(01489/香港)が10月10日、香港証券取引所メインボードに新規上場した。公開価格の0.50香港ドルに対し、初値は24.00%高い0.62ドルだった。終値は同10.00%高の0.55ドルだった。

 同社は2005年設立で、コンクリートの塗装、タイル敷設、レンガ積み、スラブ敷設などを含むコンクリート工事を主業務としている。21年における香港のコンクリート工事請負市場瀬谷は4.0%で業界1位となっている。主に住宅向けのコンクリート工事を手掛けており、住宅向けの売上が6割前後を占める。

 22年3月期通期の売上高は4億5643万香港ドル(前期比3.65%増)、税引前当期純利益は3877万元(同26.55%減)。

 新規上場に伴い調達予定の約9700万ドルは、約73%を今後実施するプロジェクトの資金に、約11%を現場監督、安全監督指導者、測量士などの人員雇用や事務所の設置の費用に、約3%をモルタル噴霧器などの機器や車両の購入に用いる。(編集担当:今関忠馬)(写真:123RF)

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