<米国株情報>玩具大手マテル、17年決算書の虚偽表示でSECに和解金

株式

2022/10/24 10:20

 世界玩具最大手マテルは21日、17年の四半期決算報告書に虚偽表示が見つかった問題で、SEC(米証券取引委員会)に350万ドルの制裁金を支払うことで和解したことが明らかになった。

 マテルは17年12月期第3四半期(7-9月)決算で、繰延税金資産に対する評価性引当金を実際よりも1億900万ドル低く計上。第4四半期(10-12月)決算では税金費用を実際よりも同額だけ高く計上し、第3四半期の損失額を実際よりも15%過少に、一方で第4四半期の1株当たり損失を63%過大に報告していた。評価性引当金は将来の収益力を見る上で重要な指標。

 マテルは虚偽表示について、肯定も否定もしていない。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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