サイバダイン、医療用HALでHTLV-1関連脊髄症および遺伝性痙性対まひの適応追加で承認取得

株式

2022/10/31 16:00

 CYBERDYNE(サイバダイン)<7779.T>は前週末28日、27日付けでHAL医療用下肢タイプ(一般的名称:生体信号反応式運動機能改善装置、以下、「医療用HAL」)について、HTLV-1関連脊髄症(HAM)および遺伝性痙性(けいせい)対まひの適応追加にかかる製造販売承認事項一部変更承認申請が承認されたと発表した。

 医療用HALは、ALS等の進行性神経筋難病8疾患において既に承認されているが、今回のHAMおよび遺伝性痙性対まひの適応追加に係る承認を加え、世界的に有効な治療法が確立されていない進行性難病よる歩行不安定症や機能障害を改善する標準治療として確立されることが期待されるという。同社では今後、HAMおよび遺伝性痙性対まひ患者に医療用HALによる治療を行った際に、各医療機関で診療報酬算定ができるよう、保険適用に係る手続きを進めるという。

 31日の終値は、前週末比8円高の332円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ