JVCKWが急騰、23年3月期業績予想を上方修正し買い人気

株式

2022/11/1 12:12

 JVCケンウッド(JVCKW)<6632.T>が急騰。一時79円高の295円を付け、10月18日の年初来高値222円を大きく更新した。10月31日引け後に23年3月期の連結業績予想(IFRS)を上方修正し、買い人気を集めた。

 23年3月期業績予想は、売上収益が3000億円から3300億円(前期比17.0%増)、営業利益が80億円から208億円(同2.3倍)に引き上げられた。

 第2四半期連結累計(22年4-9月)期間では、パブリックサービス分野の無線システム事業が想定以上に好調に推移したことなどから、全社で期初想定を大幅に上回る実績となった。第3四半期(22年10-12月)以降については、引き続き堅調な市況を背景に、無線システム事業が大型案件受注効果も発現することなどから期初計画を大きく上回る見込み。また、モビリティー&テレマティクスサービス分野もOEM事業における生産回復などにより期初予想どおりの利益が見込まれることなどから、全社の売上収益、コア営業利益は期初想定を上回る見込みとなる。

 同時に発表された上期決算は、売上収益が1581億800万円(前年同期比27.1%増)、営業利益が57億8400万円(同2.78倍)だった。

 前場終値は、前日比76円高の292円。

提供:モーニングスター社

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